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豊田市民総合文化祭・桜花学園大学生涯学習研究センター特別行事 第四回「全国高校付け句コンクール」 とよたキャンパス連句まつり'06「付けてみませんか」募吟発表! 会場 桜花学園大学食堂東棟 時 10月28日(土)11時ー15時 10月29日(日)11時ー15時 主催 桜花学園大学・同生涯学習研究センター ・豊田市・豊田市教育委員会・豊田市文化振興財団 後援 中日新聞社・連句協会・愛知県・愛知県教育委員会 第七回の「とよたキャンパス連句まつり」が桜花学園大学の大学祭(秋桜祭)で開かれました。今年も中日新聞コラム「付けてみませんか」と連動し一般の部の短冊発表のほか、高校等対象の「第四回学校付け句コンクール」の発表も行われました。会場では、俳諧師家柳速雄氏(北海道東海大学教授)捌きの連句獅子の座、学生付け句、しりとり連句などまたまた大盛況でしたよ。 ■付け句発表(中日新聞・東京新聞コラム 付けてみませんか特別募吟) 前句 (思いがけない好きのスタート さくら) さくらさんは矢崎藍4年ゼミ生です。
9月20日しめきりまでに高校部門9000余句、一般句(年齢は4歳から90歳代まで)を合わせ10000余句のご応募ありがとうございました 全国学校付け句コンクールは入選句を、一般付け句は、新聞発表のほか応募句より400余句を短冊に書いて掲示しました。学校付け句の入選の方も一般の方も見に来てくださって楽しかったですよー!
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そして各コーナーではいつものように、どの机も、連句遊び。地域と、学生と、全国の付け句、連句仲間と。留学生も日本語で付けてますよー! |
■俳諧師がやってきた!家柳速雄宗匠(北海道東海大学教授)はるばる北の国から二日目に!ご到着 連句「獅子」2巻・半歌仙1巻がまかれました。「連句ってなに?」という新人、学生、先輩、連句人もまじり楽しかったですよー。 |
☆各テーブルで、 獅子興行、半歌仙興行、 尻取り連句興行 ☆11時と16時には百人一首カルタも行われました。 吟声がはじまると、ゼミ生のカルタクラブ員たちだけ でなく、一般の方たちが立ち上がって参加されてび っくり。昔とった杵づか,実力者ぞろいでしたよ。 獅子「いざ見よや」の巻 捌 家柳速雄 いざ見よや北の旅人着る紅葉 家柳速雄 笠をかたぶけ仰ぐ弦月 矢崎 藍 携帯が「ドコニイルノ」と問いかけて カンちゃん ポンポン船は上海を出る ばらずし 君は言う文化交流してる鴨 ザリ 夜回りしてる高校教師 不用之助 酔い痴れて本音洩らすわいいかしら 聖子 マニキュアの色紫に替え あずき 故郷の便りの中の花吹雪 ばび 霞に淡くハングライダー 蕗 一周忌般若心経もう馴れた 時代 初めも無いよ又おしまいも 麦 不思議追う童どろんこ蟻の道 ふさ子 野球王子が拭うハンカチ 不用之助 マイク持つうぐいす嬢は我わすれ 春 おとぎの国の夢をうつつに 執筆 平成18年10月29日首尾 於桜花学園大学大学祭会場 ☆形式:獅子とは 窪田薫考案、 季の順行式、一語一会、一花一月 一二、五六、九十、十三十四は体言止め 他は用言止め、 自他場差し合い不可。 |
獅子「言霊と」 の巻 藍 捌
2006年10月28日 首尾 於桜花学園大学大学祭会場
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■尻取り連句コーナー 恒例いつも人気の尻取り連句の座ですです。 なにしろ学生だけでなく全く新入りさんもとびいりで、プロにおしえてもらいながら遊べますからねえ。ちなみに机の上には筆記用具。季寄せなど資料だけでなく、学園祭のテント売りのご馳走だらけ。韓国のちぢみ、中国の水餃子、南国の揚げ菓子に、三河名物馬糞饅頭ももちろん。 |
◆ 尻取り「 秋 桜 祭 」の巻 捌 柿本時代 |
33 日本はどこもかしこも非常事態 ばび |
■学生出題句への付け句コーナー 4年ゼミはインターネットで学生BBS付け句を主宰しています。この祭りでも前句を出題しました。お客さんが多数きて楽しんでいただき、子どもさんもおかあさんと参加。各数十句ありますが、ここは一部掲載でお許しを。会場のプロジェクターで、二つのスクリーンに映されたインターネット画面にも各地から付け句が入り、短冊が増えました。 |
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●イルミネィション見上げて想う タマ(4年) |
■展示 ■「日本語表現1」「文学表現」「総合研究ゼミ」授業作品報告 ■虫尽くし100 KUSARI (インターネット連句) ■竜神連句会案内・作品■栄連句サロン案内・作品 ■とよあけ連句会案内・作品 ■尋牛連句会案内・作品 ■「栄連句サロン・とよた連句サロン合同特別例会作品5巻」(桜花学園大学生涯学習センター&ころも連句会共催) 作品は06年5月に東京・関西から4人の俳諧師をお招きしての連句研究会です。サロン会員・ころも連句会を中心に竜神連句会、栄連句サロン、KUSARIなどから有志が集まりました。 |
今年も230人ものご参加ありがとうございました。しりとり連句のとびいりさんたち、コンクール入選高校生のご家族の笑顔、 新聞付け句の読者さんたちとの出会い、卒業生たちもたくさん現れて、楽しい二日間でした。主催、後援および、ご協力のボランティアのみなさん、ご苦労さまでした。そしてコンクールもふくめ、様々な形でご参加くださった多数の皆さんにお礼もうしあげます。(藍) |
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